2015-08-31 11:00
社会
ESCAP 自然災害時用ポータルサイト開始
世界で最も自然災害の多いアジア太平洋地域のために
国際連合アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)は、28日、世界で最も自然災害の多いアジア太平洋地域で、自然災害に対応し復興を進めていくための刷新的なポータルサイトを立ち上げたと発表した。この新しい、「災害危機管理のためのジオリファレンス情報システム(Geo-DRM)」を使用したサイト『災害危機管理E-Learning』では、宇宙技術を駆使した最新方式のアプリケーションを提供している。
『仙台防災枠組2015-2030』にむけての決意の表れ
シャムシャド・アクタールESCAP事務局長は、Geo-DRMは、ESCAPが『仙台防災枠組2015-2030』に新しく採用した地域復興への取り組みにむけた決意の表れだとしている。同枠組みでは、災害がもたらすリスクの軽減が、安定的な復興を達成するための基本的な条件であるとしている。
進化した技術による様々な特徴
Geo-DRMには、衛星画像、災害関連情報、社会経済的な情報が兼ね備えられており、適切なタイミングで適切な人々に適切な情報が発信される。このサイト1つで、災害への備え、災害時の対応、被害の大きさなど、正しい情報に基づき正しい行動をするための重要な情報を得ることができる。
また、進化したシステムにより、被災した人々の情報交換もよりスムーズに行え、人里はなれた地域でも問題なく使用することができる。
外部リンク
ESCAP災害危機管理E-Learning
http://137.189.162.178/
ESCAPニュースリリース
http://www.unescap.org/news/
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