2015-08-28 22:00
社会
観光庁が「ムスリムおもてなしガイドブック」を作成
ムスリムの訪日観光客の増加を受け
26日、観光庁はマレーシアやインドネシアからの訪日観光客を新たに受け入れようとする飲食店やホテル向けに「ムスリムおもてなしガイドブック」を作成したと発表した。訪日ビザの取得要件緩和やLCCの就航などで、今後も両国からの訪日観光客が増加すると予測されるためだ。なお、冊子は作成せず、希望者には観光庁のウェブサイトからダウンロードして利用してもらう。
観光庁では同ガイドブック作成にあたり、学識関係者や自治体、観光協会、宿泊・飲食団体等から構成される意見交換会や、実際のムスリム観光客を通じ、現状をヒアリングした。同ガイドブックによると、できることから始め、ムスリム旅行者に対する「おもてなし」を心がけた柔軟な対応が重要だという。
具体的な内容が豊富
同ガイドブックは基礎知識編、実践編、付録編の3部構成となっており、基礎知識編ではムスリムの教えや禁止されている食材、礼拝、生活習慣について述べている。実践編ではメニューの英語表記の重要性や、「ノンポーク」「ノンアルコール」から始めることを勧めている。付録編ではムスリムからの食や礼拝についての質問に対応するために、英語による対応文例集を掲載している。
(画像は観光庁ホームページより)
外部リンク
観光庁ニュースリリース
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news03_000137.html
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