2017-01-18 22:00
経済
米パラミット、医療機器製造施設の操業を開始
ペナン州最大級の医療機器製造施設
米国カリフォルニア州の医療機器メーカー、パラミット・コーポレーションは、11日、ペナン州のペナン・サイエンス・パーク内に完成した、医療機器製造施設の操業を開始した。広さ16万2000平方フィートとなるこの施設は、医療機器、生命科学関連機器の製造施設としてペナン州最大級の規模となり、検査機器や手術用ロボットなどを製造する。
最新の技術とシステムを備え、環境にも配慮
また、同施設には、各機器の設計から供給に至るまですべての段階において、その時間と費用の削減を図りながらも高い品質を保持することができる最新の技術とシステムが備えられた。「森の中の工場」として設計された同施設は、熱帯地域特有の気候に対応して電力の消費を抑えることを目的に、直射日光を避けるよう施設周辺を木々が囲み、涼しく保たれるよう庭園や滝などが造成された、自然環境にも配慮した作りとなっている。
マレーシアを拠点に世界中の顧客に対応
同社のCEO、Billoo Rataul氏は、「アジアにおける事業拡大は、同地域における顧客により高度な技術を備えた機器を届けることを可能とし、さらには、世界中の顧客の要望にもより迅速に対応し、信頼できる機器を提供することを可能にする。」としている。マレーシアの医療機器産業は、昨年、2桁の成長を遂げ、輸出総額は178億リンギットとなった。
(画像はパラミット・コーポレーションHPより)
外部リンク
パラミット・コーポレーションプレスリリース
http://www.businesswire.com/
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