2017-01-18 23:00
経済
千代田化工建設、コンビナート用タンクターミナル建設へ
ペンゲランの総合コンビナートにタンクターミナルを設置
千代田化工建設株式会社(千代田化工建設)は、11日、ジョホール州の南東部ペンゲランにて進められる、「ペンゲラン・ディープウォーター・ターミナル・フェーズ2・プロジェクト」に関し、エチレン、プロピレンタンクターミナル施設の設計、調達、建設、試運転(EPCC)業務を受注したと発表。この受注に関し千代田化工建設は、千代田マレーシア、千代田シンガポール、千代田フィリピンとの共同遂行体制をとり、ペトロナス・ペンゲラン総合コンビナート(PIC)に供給される、原料と石油、石油化学製品の貯蔵、払出しタンクターミナル施設に関するEPCC業務を2019年完成の予定で行う。
アジアグループによる一体運営のモデルケースに
「ペンゲラン・ディープウォーター・ターミナル・フェーズ2・プロジェクト」は、ペトロナス、ロイヤル・ヴォパック、ダイアログ・グループ、ジョホール州政府で構成される事業体、ペンゲラン・ターミナルズ(Two)が進めるタンクターミナル施設の開発計画である。千代田化工建設は、今回の業務受注は、千代田シンガポール、千代田フィリピン、千代田化工建設それぞれによるこれまでの、プロジェクト遂行能力、展開設計競争力、顧客密着型運営により得られた成果であるとし、海外拠点を中心としたアジアグループによる一体運営を具現化するモデルケースになるとした。
同社は、このアジアグループの一体運営により、アジアを最重要地域の一つと位置付け、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ミャンマー等における事業拡大を目指す。
(画像は千代田化工建設HPより)
外部リンク
千代田化工建設プレスリリース
https://www.chiyoda-corp.com/
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