2016-12-15 15:00
経済
北陸電力、マレーシアLNG社とLNG売買契約を締結

売買契約を6日に締結
北陸電力株式会社(北陸電力)は、7日、マレーシアLNG社とのLNG売買契約の締結を発表した。同社は、2015年5月にマレーシアLNG社とLNG調達についての基本合意を締結。その詳細条件に関する合意が両社間で得られたことにより、6日、クアラルンプールにてLNGの売買契約が正式に締結される運びとなった。
年間38万トンのLNGを10年供給
北陸電力がマレーシアLNG社から購入するLNGは、2018年11月に運転開始が予定されている、富山新港火力発電所LNG1号機に使用される。同火力発電所LNG1号機設備は2015年3月から建設工事が開始され、2018年下半期以降の完成が予定される。発電出力は42.47万kWとなり、マレーシアLNG社は2018年3月から2028年3月までの10年間、1年につきおよそ38万トンのLNGを北陸電力に供給する。
LNG火力発電により、低炭素社会の実現へ
マレーシアLNG社は、マレーシアの国営石油会社ペトロナス社の子会社。1978年に設立され、サラワク州ビンツルにあるペトロナス社のLNGプラントの管理運営、LNGの国外への販売業務などを行う。北陸電力は、LNG火力発電を導入することにより、低炭素社会の実現に向けての取り組みを進め、電力の安定供給に努めていくとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
北陸電力プレスリリース
http://www.rikuden.co.jp/press/attach/16120701.pdf
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