2016-12-23 11:30
経済
MRT1号線、第1期が完工

明電舎、第1期における完工を発表
株式会社明電舎(明電舎)は、15日、マレーシア首都圏にて進められる、「KVMRT」(クランバレー大量高速輸送システム)鉄道プロジェクトに関し、1号線における第1期電力システム導入を完工し、竣工式が行われたとした。地域住民の生活の支え
MRT1号線は、クアラルンプール北西のスンガイ・ブローから南東のカジャンまでの全長51km、31駅の地下と高架からなる鉄道路線である。今回、スンガイ・ブローからセマンタンまでの区間が完工し、翌日16日から年末までは、無料での乗車運転も行われる。全区間となるカジャンまでの開通予定は2017年7月となる。
KVMRTは、クアラルンプールの中心地から東西のベッドタウンを結ぶ大動脈となり、社会問題化するクアラルンプールの交通渋滞緩和にも貢献し、地域住民の生活の支えになると期待される。
明電舎、第2期事業へ
明電舎は、同プロジェクトに関し、2012年9月、Mass Rapid Transit Corporation Sdn Bhdから、1号線における鉄道用電力設備およびその据え付け工事事業を受注。同社は、システムコントラクターとして、受変電配電網、直流変電所および電力遠方監視装置の設計、製造、据え付けを担当。今後は、同路線において全区間となる第2期での事業を進める。
明電舎は、より豊かな未来をひらくため、社会インフラを支える企業として、今後も多様化するニーズに応えていくとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社明電舎プレスリリース
http://www.meidensha.co.jp/
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