2016-03-16 06:00
社会
マレーシア農業開発研究所、無駄な食料廃棄が国内で3000トンに上ると発表

「Save Food Malaysia」プログラムを実施 食料廃棄量を削減へ対策を
マレーシア政府組織であるマレーシア農業開発研究所(MARDI)の所長シャリフ・ハルン博士が、マレーシア国内の食料廃棄量について言及し、手が付けられなかった食料だけで、毎日およそ3000トンにも上っていることを明らかにしていると、10日各メディアが報じた。ドイツ・ベルリンのメッセ・デュッセルドルフ・グループが食料農業機関と連携し、食料廃棄量削減などを目的に行った「SaveFood(セーブ・フード)」キャンペーンを基にして、マレーシアも昨年「Save Food Malaysia」プログラムを発表。食料の無駄をなくし、食料廃棄量削減を目指してきたが、いまだに大きな改善がみられていない。
食べ残し量だけで50万人に3食提供可能 総量15,000トンにも上る
またシェリフ・ハルン博士は、マレーシア国内だけで毎日15,000トンもの食料廃棄が行われており、その内3000トンが食べ残しなど、手が付けられていない食料であることを明らかにした。また、
「この3000トンだけでも、50万人にしっかりとした3食を毎日提供できる量にあたる。」(The New Straits Timesより引用)
と話しており、いかに大量の食料が毎日廃棄されているかを明示した。外部リンク
The New Straits Times
http://www.nst.com.my
Astro Awani
http://english.astroawani.com
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