2016-03-15 21:00
社会
マレーシアへ偽造ハラール食品を輸出か アメリカで2人の兄弟に有罪判決が下る
マレーシアにラベル及び書類を偽造し輸出 アイオワ連邦地方裁判所が判決を下す
東南アジア圏内にある国で、イスラム教徒が多いマレーシア。そのマレーシアで、偽造ハラール食品が輸出されたという事実が明らかとなった。各メディアは11日、容疑者に対し有罪判決が下されたと報じた。有罪判決が下されたのは、アメリカ人兄弟2人。報道によると、兄弟が経営する会社は、ハラール肉ではない肉にハラールの表示ラベルと書類を偽造し、マレーシアとインドネシアに輸出したという。判決はアメリカ・アイオワ州シーダーラピッズ南西部にある連邦地方裁判所にて行われた。
実刑と執行猶予がそれぞれ言い渡される 会社の創業者の父も同容疑で2月に実刑判決
容疑者はJalel AosseyとYahya Aosseyの2人の兄弟。主犯とみられているJalel Aosseyには、およそ1年間の実刑及び30,000ドルの罰金判決。そしてYahya Aosseyは、ラベルの不正表示に関与、それら食品をマレーシアに輸出したとして、執行猶予付きの判決が言い渡された。更に彼らが経営する食品輸出会社Midamarの創業者で、父のBill Aosseyには今年2月に、同様の容疑で2年間の実刑判決が下されていたことも明らかにされている。
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The Gazette
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