2016-03-07 13:00
政治
マハティール氏率いる超党派グループが首相退陣を要求

超党派の政治家・活動家が集結
マハティール・ビン・モハマド元首相が率いる、与野党の重鎮を含む超党派のメンバーが、ナジブ・ラザク首相の退陣を求め結集した。BBC Newsなどが報じている。集まった58人の政治家と活動家は4日、「市民宣言」にサイン。そして共同声明の中で、マレーシアはナジブ体制の下、悪くなる一方だと指摘し、ナジブ首相の退陣を要求している。
グループは自らの動きを「国家再編」のスタートだと説明している。
「市民宣言」は、「ナジブ首相退陣」「市民の基本的な権利を侵している法律の廃止」「ナジブ政権の下、正常な働きを失ってしまった機関の回復」という3つの要求から成り立っている。
国家再編への意思表示
2月29日に与党・統一マレー国民戦線(UMNO)を離党したマハティール元首相は、離党の理由として、UMNOが汚職にまみれたナジブ首相をサポートするだけの党に成り下がってしまったことを挙げている。マハティール元首相は、
このグループは、野党合流とかそういうことでは無く、市民が集い、サポートの意思を示すためのものだ。(Business Standardより)
と語っている。
ナジブ首相のスポークスマンは、この動きに対し、
政治的ご都合主義だ。(BBC Newsより)
と批判している。
(画像はBBC Newsより)
外部リンク
BBC News
http://www.bbc.com/
Business Standard
http://www.business-standard.com/
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