2016-02-07 23:15
社会
マレーシア政府、ジカ熱が注目を集める中、既に死者が確認されているデング熱に警戒

昨年比、死者数減少も感染者は増加!セランゴール州のみで7355件確認
マレーシア保健省は、今年流行が懸念されているジカ熱の国内拡大に警鐘を鳴らしている一方で、デング熱の脅威にも警戒を強めていると、3日の記者会見で発表した。マレーシア保健省副大臣ヒルミ・ヤハヤ博士は、記者会見にて400人以上ものデング熱感染者がこの日新たに確認され、その数既に15708人に上っているとした一方で、死者数は昨年の同じ時期と比べ減少していることを明らかにしている。
感染者確認件数が一番多いのがセランゴール州の7355件。死者数も12人となっており同州での拡大が集中しているということも数字から分かっている。
サンプルからジカ熱はいまだ確認されず!ジカ熱拡大防止にも尽力へ
保健省はデング・ウイルスを媒介する蚊が繁殖しやすい場所へ殺虫剤散布などをし、数を減らし、拡大収束へ向けての対策に乗り出している。またジカ熱の対策にも乗り出している。およそ300もの血液サンプルを病院から取り寄せ、関連する研究所へ送り、ジカ熱に感染しているかどうかの検査を行っているとし、結果から今のところジカ熱に感染しているサンプルは、確認されていないことも明かしている。
外部リンク
Asia One
http://news.asiaone.com
Outbreak News Today
http://outbreaknewstoday.com
関連する記事
-
2017-01-18 23:00
-
2017-01-18 22:00
-
2017-01-16 03:15
-
2017-01-16 03:00
-
2017-01-11 13:00