2015-12-03 11:00
政治
マレーシア 英連邦首脳会議の開催国に

2020年に行われる会議の開催国に
マレーシアのアフマド・ザヒド・ハミディ副首相は、2020年に行われる第26回英連邦首脳会議(CHOGM)の開催国にマレーシアが指名されたことを明らかにしたと、30日、BERNAMAなどのメディアが伝えた。この日閉幕となった2015年のCHOGMは、マルタ共和国の首都ヴァレッタで開催された。同会議は、イギリスとその植民地であった国家からなる、緩やかな独立主権国家連合の会議で西暦の奇数年に行われる。
ハミディ副首相は、この開催国としての指名は、マレーシアが過去50年間に同会議のメンバーとして果てしてきた役割が認められた証拠であるとした。
2015年のCHOGMの議題は気候変動が中心に
2015年のCHOGMでは、気候変動、貿易、持続可能な開発、若者の育成、汚職やテロ対策などの世界的な問題について話し合われた。特に、メンバー国のうち31カ国が影響を受けている気候変動問題についてはもっとも議論が交わされ、小さな島国の参加メンバーらは、地球温暖化による海水面上昇についての懸念を訴えた。
また、環境保護、森林伐採の縮小、再生可能エネルギーへの転換にむけた取り組みなどを含む、気候変動への影響の軽減にむけたマレーシアの取り組みが連邦議会に提出された。
ハミディ副首相は気候変動への影響軽減にむけての決意を示し、開発途上国メンバーへの資金援助も推進していくとした上で以下のように述べた。
「開発途上国もまた、天然資源を消費する国の一つとして、気候変動への責任を担わなければならない。」(BERNAMAより)
(画像は英連邦HPより)
外部リンク
BERNAMA
http://www.bernama.com/
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