2015-11-25 06:00
政治
インド・マレーシア首脳会談開催、協力関係強化

公式歓迎行事と首脳会談
今月21日からASEAN関連首脳会議、東アジアサミット等、一連の会議出席のためクアラルンプールを訪れていたインドのナレンドラ・モディ首相は23日、首相就任後初のマレーシア公式訪問日程に入り、ナジブ・ラザク首相と会談した。バンドガラ・スーツ着用のモディ首相はマレーシアの新行政都市であるプトラジャヤに入り、儀仗兵の栄誉礼を受けた後、ナジブ首相との直接会談に臨んだ。会談では多角的協力関係の強化、ことに安全保障面での協力強化に焦点が当てられた。
安全保障面をはじめ多角的協力強化へ
モディ首相は会談後の共同記者会見の中で、最近世界を騒がせているテロの脅威と共に、インド国内またアフガニスタンで絶え間なく仕掛けられているテロを取り上げ、テロのグローバル化について言及した。そして、ナジブ首相の過激派、原理主義との戦いにおけるリーダーシップと、テロリズムと宗教との関連づけを排除する姿勢とに賛意を表した。両国は地域の海洋安全保障と災害対策においても、更に強い協力体制をもって共に対処していくことでも合意した。
両首脳は文化的側面と人的交流においても両国関係を深化させ、多方面において、両国関係を発展させていくことを確認した。インドは2010年以来、マレーシアと戦略的パートナーシップを構築しており、モディ首相は彼の政策「Act East Policy」において、マレーシアは非常に重要な位置を占めていると語った。
(画像はマレーシア首相府HPより)
外部リンク
Zee News
http://zeenews.india.com/
マレーシア首相府HP
http://www.pmo.gov.my/
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