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2015-10-23 22:00

政治

野党連合、政権奪取なら高速鉄道プロジェクト見直しも

希望連盟
予算を東マレーシア地域の整備に
野党連合の希望連盟(パカタン・ハラパン)は、彼らが政権を獲得したならば、クアラルンプール~シンガポール間を結ぶ高速鉄道プロジェクトを見直し、その予算を東マレーシアのサバ州にあるタワウとサラワク州のクチンを結ぶ鉄道計画にあてる考えを示した。

希望連盟の提案は、10月23日に予定されているナジブ・ラザク首相の2016年予算案上程に先だって行われたと、22日付のThe Straits Times は報道している。

修正案の理由として、クアラルンプール~シンガポール間はすでに空路・陸路ともに交通網が整備されており、周辺住民は多くの選択肢を持ち、十分な恩恵を受けていることが挙げられている。ゆえに、今後はむしろ東マレーシア地域の鉄道計画こそが重要視されるべきだとのことだ。

選挙を見据えた提案とも
しかし、提案には別の思惑も見え隠れしている。サバ州とサラワク州は長い間、与党連合BNの強固な支持基盤だが、この提案により、来年、州選挙を迎えるサラワク州の民心を希望連盟に引き寄せたい意向のようだ。

希望連盟は先月、厳格なイスラム刑法導入の是非をめぐり野党連合が紛糾した際、穏健派が中心となって結成された野党連合だ。ナジブ首相の汚職疑惑に揺れるマレーシアでは、野党は政権批判を強めており、希望連盟も2018年半ばまでに行われる次期総選挙での政権交代をめざしている。

クアラルンプール~シンガポール間高速鉄道プロジェクトに関しては、両国の関係機関が情報提供依頼書(RFI)提出方式による意見公募を打ち出し、それに対して世界中の約150の企業等からの反響があったことが発表されていた。

(画像はイメージです)


外部リンク

The Straits Times
http://www.straitstimes.com/

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