2016-11-16 22:00
政治
ナジブ首相が日本を訪問

3日間の予定で日本を訪問
ナジブ首相が3日間の予定で日本を訪問、15日、日本時間午前7時頃、羽田空港に到着したと、The Starなどの現地メディアが伝えた。ナジブ首相は、同日に日本に滞在するマレーシア人を招いての夕食会に出席した後、翌日から、安倍首相との会談などを含む過密スケジュールをこなす。
会談では日本の大型巡視船供与の合意へ
16日に首相官邸で行われる安倍首相との会談では、安倍首相が近々発表するとされる、マレーシア海上法執行庁(MMEA)への大型巡視船2隻の供与についての合意、また、日本貿易振興機構(ジェトロ)、マレーシア投資開発庁(MIDA)、マレーシア貿易開発公社(MATRADE)との協力覚書についての調印が交わされる。両首相は今回の会談で、アセアン地域における課題、また、国連安全保障理事会におけるマレーシアの役割、第2期ルックイースト政策について話し合うとみられる。
経済では新幹線の売り込みを
さらに、日本にとって今回のナジブ首相の訪問は、マレーシアとシンガポールをつなぐ高速鉄道計画について、再度、日本の技術を売り込むための機会となる。ナジブ首相は、17日には新幹線についての説明を受け、実際に乗車し仙台を訪ねる。なお、マレーシアの高速鉄道計画における国際入札は来年行われる予定だ。
日本はマレーシアにとり4番目の貿易相手国で、昨年の2国間の貿易総額はおよそ327億ドルに上った。また、製造分野に関しては日本からの投資が最も多く、現在、1,400以上の日本企業がマレーシアでの事業に取り組む。
外部リンク
The Star
http://www.thestar.com.my/
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