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2016-10-05 16:30

社会

マレーシア国民、3人に1人が心の問題を抱える

メンタルヘルス
2015年、国家健康・罹患率調査による結果
16歳以上のマレーシア国民の3人に1人が、うつなどの心の問題を抱えていると3日、New Straits Timesなどの現地メディアが伝えた。

これは、マレーシア保健省公衆衛生局による、2015年国家健康・罹患率調査による結果で、この調査によれば国民全体の29.2%、およそ420万人が、本人の自覚があるないに関わらず、何らかの形で心に問題を抱えているということが明らかになっている。

およそ10年前、2006年の同統計では、心に問題を抱える国民は、全体の11.2%であったが、今回の結果ではその2倍以上の数字が示された。

マレーシア政府、国民の心の問題に取り組む
マレーシア政府は、この問題に取り組むための施策として「National Mental Health Strategic Action Plan」(精神保健国家戦略行動計画)の策定に向け動き出し、保健省がNGO団体、各企業、学校機関などへの協力を呼びかけている。

同行動計画には、国民が自身の心の状態を把握すること、専門家の育成、包括的かつ利用しやすいサービスの提供を進めることなどが盛り込まれる。

16歳から19歳の若者に最も多い心の問題
今回の調査では、16歳から19歳までの特に所得の低い若者らが、最も多く心の問題を抱えていることが明らかとなり、これらの原因としては、経済の低迷や失業、仕事によるストレス、家庭の問題などがある。

また、薬物の乱用、特に最近では比較的手に入りやすく、長期間にわたり脳へダメージを与えるとされる合成薬物の使用も原因に挙げられている。


外部リンク

マレーシア保健省公衆衛生局
http://www.iku.gov.my/

New Straits Times
http://www.nst.com.my/

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