2016-07-08 23:30
社会
爆破テロ、ついにマレーシアで実行される

プチョンの爆破事件、イスラミックステートが関与
マレーシア警察は、セランゴール州のナイトクラブで起きた爆破事件は、過激派組織イスラミックステートが関与した爆破テロであったことを明らかにしたと、4日、THE STRAITS TIMESなどのマレーシアメディアが伝えた。先月28日、クアラルンプールの郊外、プチョンにあるナイトクラブで手榴弾による爆破事件が起き、観光客を含む8人が負傷した。
警察はこの事件が、シリアにいるイスラミックステートのマレーシア人戦闘員で、ムハンマド・ワンディ・モハメド・ジェディと名乗る男から直接指示を受けた、マレーシア人実行犯による犯行と断定。
イスラミックステートの関与するテロ事件が、初めてマレーシアで実行されたこととなる。
マレーシア人容疑者15人を逮捕
この事件の後、実行犯の2人組を含む、マレーシア国内の重要人物や娯楽施設などを狙ったテロ攻撃の指示を受けていた、全てのマレーシア人容疑者15人が逮捕された。テロの主犯格であるとされる男の捜査では、犯行に使用された手榴弾は密輸されたものであることが判明、その他、イスラミックステートが使用する旗や同組織との関連を示す証拠品などが押収された。
近年のイスラミックステートによる、東南アジアを標的とした一連の爆破テロはほんの始まりに過ぎず、今後さらなる警戒が必要となる。また、別のマレーシア人戦闘員からの、「マレーシアを全力で攻撃する。」としたビデオメッセージがマレーシア警察に送られている。(THE STARより)
外部リンク
THE STRAITS TIMES
http://www.straitstimes.com/
THE STAR
http://www.thestar.com.my/
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