• TOP
  • >
  • 社会
  • >
  • マレーシアのネパール人労働者、昨年461人が死亡
2016-06-17 05:00

社会

マレーシアのネパール人労働者、昨年461人が死亡

突然死
70%が就寝中の心臓発作や突然の心停止によるもの
マレーシアで働くネパール人労働者が、昨年1年間で計461人死亡していたことが明らかになったと、12日、NEW STRAITS TIMESなどのマレーシアメディアが伝えた。

これらの死因については、70%が就寝中の心臓発作、もしくは突然の心停止によるものであり、残り30%は、労働中の事故、大量の飲酒、自殺などとなっている。

自らに強いる長時間労働が原因
在マレーシアネパール大使は、「これら就寝中の突然死はおそらく、特に炎天下での長時間労働によるものである。」としている。

ネパール人労働者のほとんどは、マレーシアへの渡航費用を借金で捻出、その返済と家族への仕送りのために、その多くは通常、1日12時間の長時間労働を自らに強いる。

そして、いくら働いても十分な稼ぎを得られないことから、金銭問題やそのストレスに悩まされた結果、自殺を図るというケースもまれにある。

労働者らは、この現状を打開せよ
同大使は、「労働者らの突然死を防ぐため、さまざまな対策をとり、規定の労働時間を守り、自らの健康を重視するよう呼びかけている。」とした。

また、マレーシア人権委員会は、「1日8時間を超えた場合の労働は、時間外労働として扱われるべきであり、全ての労働者らは、現状を打開するためにも、雇用側から不当な扱いを受けているのであれば、各大使館もしくは、マレーシア人的資源省労働局に苦情の申し立てをするように。」と強く訴えている。


外部リンク

NEW STRAITS TIMES
http://www.nst.com.my/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook