2016-04-23 14:45
社会
アメリカ食品医薬品局が、マレーシア産シュリンプ及びプロウン輸入に警鐘を鳴らす
養殖エビに未認可の動物用医薬、安全基準を満たさない食品添加物 FDAが規制へ
食品、医薬品など、消費者が生活で利用する製品などに関して、危険成分などが含まれていないかなど、取り締まりを行う政府機関のアメリカ食品医薬品局(FDA)が、マレーシアから輸入される養殖エビに問題が見つかり、規制に乗り出すことを18日明らかにした。輸入量が多くなってきているマレーシア産養殖のシュリンプとプロウンを、FDAが検査を行った結果、ニトロフランやクロラムフェニコールといった、アメリカで未認可の動物用医薬や安全基準を満たさない危険な食品添加物が検出されたとしている。
水産物としてはアメリカで最も消費されるシュリンプ マレーシアからの輸入が多数
水産物としては、アメリカで最も消費されているシュリンプ。既にFDAはマレーシア政府に対し、問題になっているシュリンプとプロウンの調査を行うように要請しており、安全性が確認されないものなどが、アメリカへ輸出がなされないよう防止策を講じるように呼びかけている。2014年10月から2015年9月30日にかけてFDAは、マレーシアから輸入されたシュリンプとプロウンの138サンプルの検査を実施し、その多数から抗生物質が検出されたとしている。
外部リンク
Food Safety News
http://www.foodsafetynews.com
The Fish Site
http://www.thefishsite.com
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