2016-04-25 18:00
社会
食事に虫混入 病院側に賠償命令

昨年5月、入院中の男性の昼食に
昨年5月、病院で出された食事に虫が混入していたとして、当時、患者として入院していた男性が損害賠償を求めた裁判で、21日、病院側に67,000リンギット(日本円でおよそ188万円)の支払いを命じる判決が下されたと、The Straits Timesなどの地元メディアが伝えた。訴えを起こした、Wan Hailmey Mahrawi氏(38)は、昨年5月、頸椎椎間板の疾患治療のため、KPJセランゴール・スペシャリスト・ホスピタル(KPJ病院)に入院していた。
同氏は、入院中に出された昼食の野菜に何かが混入していることに気付いたが、それが虫であると分かったのは、すでにその一部を口にした後で、さらにその後、めまい、嘔吐、食欲減退、腹痛、発熱などの症状に襲われたとしている。
病院側に損害賠償を求め起訴
Wan Hailmey Mahrawi氏は、精神的な苦痛を被ったとして、昨年8月、病院側に損害賠償の支払いを求める訴訟を申し立てた。被告となったKPJ病院の経営者側は、同氏が腹痛や嘔吐などの症状を入院中に訴えたことはないとし、同氏の話は信用できないとした。
裁判でG. Ramesh判事は、証人2人の証言をもとにWan Hailmey Mahrawi氏の訴えを認め、腹痛などの治療費5日間分として、7,000リンギット、さらに損害賠償として、60,000リンギットの支払いを病院側に命じた。
(画像はKPJ病院HPより)
外部リンク
The Straits Times
http://www.straitstimes.com/
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